北海道で知った、
「人生に広がる無数の道」
京都で育ち、北海道大学に入学するまでは、受験勉強と部活動に明け暮れる毎日でした。
当時の自分には、「勉強して、大学に進学し、仕事に就いて身を立てる」以外の人生がほとんど見えていませんでした。
しかし、北海道大学に入学し、広大な北海道を自転車で旅するようになると、その価値観は大きく変わりました。
旅先で出会ったのは、学歴や一般的なキャリアとは異なる道を選びながら、それぞれの場所で生き生きと暮らす人たち。
「世の中には、こんなにたくさんの生き方があるのか」
それまで自分が見ていた世界がいかに狭かったのかを知り、大きな衝撃を受けました。
この経験は、今の私が「教育とは何か」を考える原点でもあります。
知識を覚え、正解を出すことだけが教育ではない。子どもたちが広い世界に触れ、自分自身で問いを立て、自分なりの道を見つけられるようにすることも、教育の大切な役割だと考えています。